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Vol.47暮らし

新婚家計管理術――3口座管理法と貯蓄目標の立て方

新婚夫婦の家計管理を基礎から解説。3口座管理法、生活費の分担ルール、家計簿アプリの活用法、無理なく貯まる貯蓄目標の設定方法

6分で読めます
みなと先生くらしアドバイザー

参考文献 5·Q&A 5問収録

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今号のポイント

  1. 13口座管理法(生活費・貯蓄・個人)でお金の流れを見える化する
  2. 2生活費の分担は収入比率で按分するのが公平。定額制と比率制を使い分ける
  3. 3貯蓄目標は手取りの20%が理想。まずは生活防衛資金(生活費6ヶ月分)の確保から

ふたりナビ みなと先生のくらしガイド Vol.47

「新婚のお金、どう管理する?」――3口座管理法と貯蓄目標

今号のポイント

  1. 3口座管理法(生活費・貯蓄・個人)でお金の流れを見える化する
  2. 生活費の分担は収入比率で按分するのが公平。定額制と比率制を使い分ける
  3. 貯蓄目標は手取りの20%が理想。まずは生活防衛資金(生活費6ヶ月分)の確保から

こんにちは。くらしアドバイザーのみなと先生です。

結婚すると、それまで別々だったお金の管理を一つにまとめる必要が出てきます。「財布は一つにすべき?」「お互いの給料はどう分ける?」「いくら貯蓄すればいい?」と悩みますよね。

今回は新婚夫婦のための家計管理術を、実践的な方法でお伝えします [1][2]。

Q1.「新婚のお金の管理、何から始めればいいですか?」

新婚さん「お互いの収入や支出をどうやって管理すればいいかわかりません」

みなと先生「まず3口座管理法をおすすめします。シンプルで続けやすい方法です [1]」

口座目的管理方法
1. 生活費口座(共有)家賃・食費・光熱費等の共同支出毎月決まった額を二人で入金
2. 貯蓄口座(共有)将来のための貯蓄毎月定額を自動積立
3. 個人口座(各自)自由に使えるお金各自の給与口座をそのまま活用

新婚さん「共有口座は誰の名義にするんですか?」

みなと先生「日本では共有名義の銀行口座は開設できません。そのため、どちらか一方の名義で口座を作り、二人の生活費口座として運用します [1]。最近はネット銀行で手数料無料の自動入金サービスがある銀行もあるので、活用すると便利です」

3口座管理法のお金の流れ:

  1. 給料日に生活費口座に定額を入金(各自の口座から自動振込)
  2. 同時に貯蓄口座に定額を自動積立
  3. 残りは個人口座にそのまま(自由に使える)

Q2.「生活費の分担はどうすればいいですか?」

新婚さん「お互いの収入が違うのですが、半々にすべきですか?」

みなと先生「分担方法は主に3パターンあります [2]」

方式内容メリットデメリット
折半制生活費を完全に半額ずつシンプル収入差があると不公平感
比率制収入比率に応じて按分公平感が高い収入変動のたびに調整が必要
一括管理制すべての収入を一つにまとめ、お小遣い制家計を把握しやすい自由度が低い

みなと先生「共働き夫婦には比率制がおすすめです [2]」

【比率制の計算例】

  • 夫の手取り:月30万円(60%)
  • 妻の手取り:月20万円(40%)
  • 生活費合計:月25万円の場合
項目夫の負担(60%)妻の負担(40%)
生活費15万円10万円
手元に残る額15万円10万円

新婚さん「比率制なら収入差があっても自由に使えるお金の比率が同じになるんですね」

みなと先生「その通りです。ただしライフステージの変化(妊娠・育休等)で収入が変わった場合は、柔軟に見直すことが大切です [2]」

Q3.「家計簿はつけた方がいいですか?」

新婚さん「家計簿は面倒で続きません」

みなと先生「紙の家計簿は挫折しやすいですが、家計簿アプリなら続けやすいです [3]」

家計簿アプリの選び方:

機能重要度説明
銀行口座との自動連携必須入出金を自動取得。手入力不要
クレカ・電子マネー連携必須キャッシュレス決済を自動記録
カテゴリ自動分類食費・光熱費等を自動振り分け
共有機能夫婦で同じデータを閲覧可能
予算設定・アラートカテゴリ別の予算を設定し、超過時に通知

みなと先生「最低限やるべきことは**"支出の全体像を把握すること"です [3]。全ての支出を1円単位で記録する必要はありません。まずは固定費と変動費を分けて把握**するだけでも効果があります」

二人暮らしの支出目安(手取り合計50万円の場合):

費目目安の割合金額の目安
住居費25〜30%12.5〜15万円
食費12〜15%6〜7.5万円
光熱費・通信費5〜8%2.5〜4万円
保険料3〜5%1.5〜2.5万円
日用品・被服費5〜8%2.5〜4万円
交際費・娯楽費5〜10%2.5〜5万円
貯蓄20%10万円
個人の自由費各自5〜10%各2.5〜5万円

Q4.「貯蓄目標はいくらに設定すべきですか?」

新婚さん「貯蓄が大切なのはわかりますが、いくら貯めればいいですか?」

みなと先生段階的な目標設定がおすすめです [4]」

段階目標目安の金額優先度
ステップ1生活防衛資金生活費6ヶ月分(150〜200万円)最優先
ステップ2ライフイベント準備金結婚式・旅行・車購入等(200〜500万円)
ステップ3住宅購入の頭金物件価格の10〜20%(500〜1,000万円)
ステップ4教育資金子ども1人あたり500〜1,000万円
ステップ5老後資金2,000〜3,000万円長期

新婚さん「金額が大きすぎて気が遠くなります......」

みなと先生焦る必要はありません。まずはステップ1の生活防衛資金を確保しましょう [4]。これは**万一の失業や病気に備えた"お守り"**です。生活費6ヶ月分があれば、精神的な安定が大きく変わります」

貯蓄のコツ:

  • 先取り貯蓄:給料が入ったら先に貯蓄口座に移す(余ったら貯める、は貯まらない)
  • 自動積立を活用:毎月決まった日に自動で振替
  • ボーナスの50%は貯蓄に回す
  • **手取りの20%**を貯蓄の目安にする

Q5.「お金のことで夫婦喧嘩しないコツは?」

新婚さん「お金の話になるとピリピリしてしまいます」

みなと先生「お金は夫婦喧嘩の原因トップ3に入るテーマです。以下のルールを最初に決めておきましょう [5]」

夫婦のマネールール5箇条:

ルール具体的な内容
1. お金の情報をオープンにする収入・負債・貯蓄額を共有。隠し事はトラブルの元
2. 使途不問の個人枠を設ける各自の自由に使えるお金を確保。干渉しない
3. 大きな出費は事前に相談3万円以上(金額は二人で決める)は必ず相談
4. 月1回のマネー会議家計の振り返りと来月の予算を話し合う。カフェ等リラックスした場所で
5. 長期の目標を共有する「3年後にマイホーム」等、二人の共通目標を持つ

みなと先生「特にルール2の"個人枠"が重要です。すべてのお金を管理しようとすると息苦しくなります [5]。趣味や交際費に使う個人の自由枠を設け、その使い道にはお互い口を出さないというルールが、長続きの秘訣です」

新婚さん「月1回のマネー会議はどうやればいいですか?」

みなと先生15〜30分で十分です。家計簿アプリの画面を二人で見ながら、以下を確認します」

  1. 先月の支出は予算内だったか
  2. 予算オーバーの費目はどれか、原因は何か
  3. 来月の特別な出費予定(冠婚葬祭・旅行等)
  4. 貯蓄の進捗確認

まとめ

  1. 3口座管理法で家計を見える化:生活費・貯蓄・個人の3つに分けてシンプルに管理
  2. 生活費は収入比率で按分:収入差があっても公平感のある分担を
  3. まず生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を貯める:先取り貯蓄と自動積立を活用
  4. 月1回のマネー会議で不満を溜めない:個人の自由枠を設け、お互い干渉しない

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※ この記事は一般的な行政手続き・制度情報の提供を目的としています。個別の状況により適用条件が異なる場合がありますので、詳細はお住まいの自治体窓口にご確認ください。

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