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Vol.5

結婚に伴う引越し手続き ─ 転出届から新生活スタートまで

転出届・転入届の流れ、マイナポータルでのオンライン転出、ライフラインの手続き、港区への引越し情報を徹底解説

7分で読めます
みなと先生くらしアドバイザー

参考文献 5·Q&A 5問収録

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今号のポイント

  1. 1引越しは転出届(旧住所)→転入届(新住所)の順。マイナポータルでオンライン転出も可能
  2. 2婚姻届と転入届の同日提出で、新姓・新住所の住民票をその日に取得できる
  3. 3結婚新生活支援事業を活用すれば引越費用の補助も受けられる可能性あり

ふたりナビ みなと先生のくらしガイド Vol.5

「引越し手続き、何をすればいい?」――転出届から新生活スタートまで

今号のポイント

  1. 引越しの届出は「転出届(旧住所の役所)→転入届(新住所の役所)」の2ステップ
  2. マイナンバーカードがあればオンラインで転出届が完了。窓口に行くのは転入届の1回だけ
  3. 婚姻届と転入届を同日に出せば、名義変更を一気に進められる

こんにちは。くらしアドバイザーのみなと先生です。

結婚を機に引越しをするカップルはとても多いです。新しいふたりの住まいでの新生活、楽しみですよね。

ただ、引越しに伴う届出やライフラインの手続きは意外と多く、漏れがあると思わぬトラブルにつながります [1]。今回は、結婚に伴う引越しに必要な手続きを、順番に整理してお伝えします。

Q1.「引越しに必要な届出は何ですか?」

新婚さん「結婚して新居に引越すのですが、役所にはどんな届出が必要ですか?」

みなと先生「引越しの届出は転出届と転入届の2つが基本です [1]。流れはシンプルです」

ステップ届出届出先期限
1転出届(旧住所)旧住所の市区町村引越しの前後14日以内
2転入届(新住所)新住所の市区町村引越し後14日以内

新婚さん「転出届と転入届は別々の役所に行くんですか?」

みなと先生「はい。旧住所と新住所が別の市区町村の場合はそれぞれの役所に行く必要があります [1]。ただし同じ市区町村内での引越しの場合は、転出届は不要で転居届のみで済みます」

みなと先生「朗報があります。マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナポータルからオンラインで転出届を提出できます [2]。2023年2月から始まった制度で、旧住所の役所に行く必要がなくなりました」

方法転出届転入届
従来旧住所の役所に行く新住所の役所に行く
マイナポータル利用オンラインで完結新住所の役所に行く(1回だけ)

新婚さん「オンラインで転出届が出せるのは便利ですね!」

みなと先生「特に旧住所の役所が遠方にある場合は大きなメリットです。マイナポータル(https://myna.go.jp/)から手続きできます [2]」

Q2.「婚姻届と転入届は同時にできますか?」

新婚さん「引越しと結婚が同じタイミングなのですが、婚姻届と転入届を一度に出せますか?」

みなと先生「はい、婚姻届と転入届は同日に同じ窓口で提出可能です [1][3]。これが最も効率的な方法です」

同日提出のメリット:

メリット説明
新姓・新住所の住民票をその日に取得名義変更にすぐ使える
窓口訪問が1回で済む平日に何度も休む必要がない
マイナンバーカードの変更もまとめてできる同じ窓口で対応可能

みなと先生「手順としてはこうなります」

  1. 事前にオンラインで転出届を提出(マイナポータル利用)
  2. 引越し後、新住所の市区町村窓口へ
  3. 転入届と婚姻届を同時に提出
  4. 新姓・新住所の住民票を取得
  5. マイナンバーカードの氏名・住所変更

新婚さん「全部まとめてやれるんですね!」

みなと先生「はい。ただし手続きに1〜2時間かかることがあるので、午前中の早い時間帯に行くのがおすすめです。また、婚姻届は事前に内容チェックを受けておくと安心です [3]」

Q3.「ライフラインの手続きは何がありますか?」

新婚さん「電気やガスの手続きはどうすればいいですか?引越し前にやるべきことを教えてください」

みなと先生「ライフラインの手続きは引越しの1〜2週間前には始めましょう。忘れると新居で電気やガスが使えない事態になります [1]」

ライフライン手続き方法タイミング注意点
電気Web・電話で使用停止&開始1〜2週間前新電力への切替もこのタイミングで検討
ガスWeb・電話で使用停止&開始1〜2週間前開栓は立会いが必要
水道Web・電話で使用停止&開始1〜2週間前自治体の水道局に連絡
インターネット各プロバイダに連絡1ヶ月前工事日の予約が埋まりやすい。早めに手配
郵便物の転送e転居(Web)または窓口引越し前届出から転送開始まで3〜7営業日かかる

新婚さん「郵便物の転送はどうやるんですか?」

みなと先生日本郵便のe転居サービスhttps://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/)を使えば、**スマートフォンからオンラインで転居届を提出**できます [4]。旧住所宛ての郵便物が1年間、新住所に転送されます。届出から3〜7営業日で転送が始まるので、引越し前に手続きしておきましょう」

みなと先生「夫婦それぞれの旧住所が異なる場合は、それぞれe転居の届出が必要です。忘れがちなので注意してください」

Q4.「引越し費用を抑えるコツはありますか?」

新婚さん「引越し費用がかなりかかりそうです。節約する方法はありますか?」

みなと先生「引越し費用は工夫次第で大幅に抑えられます [1][5]」

費用を抑える5つのコツ:

1. 結婚新生活支援事業を活用する

ふたりナビ Vol.1でも紹介した結婚新生活支援事業で、引越費用も補助対象になります。29歳以下なら最大60万円、30〜39歳なら最大30万円の補助が受けられる可能性があります [5]。お住まいの自治体が実施しているか確認しましょう。

2. 引越し比較サイトで見積もりを取る

複数の引越し業者から見積もりを取り、料金を比較しましょう。1社だけで決めると割高になることがあります。

3. 繁忙期(3〜4月)を避ける

3月下旬〜4月上旬は引越し業界の繁忙期で、料金が通常の1.5〜2倍になることも。可能であれば5月以降や平日を選ぶと節約できます。

4. 荷物を減らす

引越し前に不要なものを処分すると、荷物量が減って料金が下がります。フリマアプリで売れば一石二鳥です。

5. 領収書を必ず保管する

結婚新生活支援事業の申請には領収書が必要です。引越し業者の領収書は必ず保管しておきましょう。

新婚さん「補助金で引越し費用がカバーできるかもしれないんですね」

みなと先生「はい。結婚新生活支援事業は知っているかどうかで大きな差がつく制度です。詳しくはふたりナビ Vol.1をぜひ確認してください」

Q5.「港区への引越しで知っておくべきことはありますか?」

新婚さん「港区に引越し予定です。港区特有の情報があれば教えてください」

みなと先生「港区への転入には、知っておくと便利な情報がいくつかあります [3]」

港区の転入手続き:

項目内容
届出先5つの総合支所の区民課(芝・麻布・赤坂・高輪・芝浦港南)いずれでも可
届出時間平日8:30〜17:00
必要書類転出証明書(またはマイナンバーカード)、本人確認書類
混雑する時期3〜4月の年度替わり。特に月曜日が混みやすい

みなと先生「港区の便利なポイントをいくつか紹介します」

  • 総合支所が5か所ある: 新居の最寄りの総合支所で手続きできます。区役所本庁舎(芝公園)だけでなく、各支所で対応しています
  • 転入届と同時にできること: 国民健康保険の加入、児童手当の申請(お子さんがいる場合)、印鑑登録などをまとめて処理可能
  • 混雑状況の確認: 港区のWebサイトで窓口の混雑状況を事前に確認できます

新婚さん「総合支所が近くにあると便利ですね」

みなと先生「港区は5つの地区にそれぞれ総合支所があるので、アクセスがよいのが特徴です [3]。転入届の詳細は港区のWebサイト(https://www.city.minato.tokyo.jp/jumin/kurashi/todoke/jumin/tennyuu.html)でも確認できます」

まとめ

結婚に伴う引越し手続きのポイントを整理します。

  1. 転出届→転入届の順番を守る。マイナポータルで転出届をオンライン提出すると窓口は1回で済む
  2. 婚姻届と転入届は同日に提出するのが最も効率的
  3. ライフラインの手続きは1〜2週間前に開始。ガスの開栓は立会い必要
  4. e転居で郵便物の転送を忘れずに。夫婦それぞれ届出が必要
  5. 結婚新生活支援事業で引越費用の補助を受けられる可能性がある

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※ この記事は一般的な行政手続き・制度情報の提供を目的としています。個別の状況により適用条件が異なる場合がありますので、詳細はお住まいの自治体窓口にご確認ください。

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