ふたりナビ みなと先生のくらしガイド Vol.42
「二人暮らし、どの間取りがベスト?」――間取り選びガイド
今号のポイント
- 1LDKは新婚に人気だが、在宅勤務や将来の子育てを考えると2LDKが安心
- 専有面積40m2以上を目安にすると二人暮らしでも窮屈さを感じにくい
- 港区の二人暮らし向け家賃相場は1LDKで15〜25万円、2LDKで20〜35万円
こんにちは。くらしアドバイザーのみなと先生です。
新居を探し始めると、真っ先に悩むのが間取りです。「1LDKで十分?」「2DKと2LDKは何が違うの?」「在宅勤務があるから部屋数が必要?」と疑問が次々と浮かびますよね。
今回は二人暮らしに最適な間取りの選び方を、港区の家賃相場とあわせて解説します [1][2]。
Q1.「1LDK・2DK・2LDK、何が違うのですか?」
新婚さん「間取りの表記が似ていてよくわかりません」
みなと先生「まず用語を整理しましょう [1]」
| 表記 | 意味 | 部屋構成の例 |
|---|---|---|
| 1LDK | 1部屋+リビング・ダイニング・キッチン(8畳以上) | 寝室1+LDK |
| 2DK | 2部屋+ダイニング・キッチン(6〜10畳未満) | 寝室1+書斎1+DK |
| 2LDK | 2部屋+リビング・ダイニング・キッチン(10畳以上) | 寝室1+書斎1+LDK |
新婚さん「LDKとDKの違いはキッチンスペースの広さなんですね」
みなと先生「その通りです。Lがつくと8畳以上(2部屋以上なら10畳以上)の広さが確保されます。二人暮らしの場合、各間取りの特徴を比較してみましょう [1][2]」
| 間取り | メリット | デメリット | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 1LDK | 家賃が安い、二人の距離が近い | 個室がない、収納少ない | 一緒にいる時間を大切にしたい |
| 2DK | 個室が2つ確保できる | LDKが狭い、築古が多い | 予算を抑えたい・個室が必要 |
| 2LDK | 個室+広いリビング | 家賃が高い | 在宅勤務あり・将来の子育ても視野 |
Q2.「在宅勤務がある場合、どの間取りがいいですか?」
新婚さん「夫が週3で在宅勤務です。Web会議もあるので個室が必要です」
みなと先生「在宅勤務があるなら最低でも2部屋は欲しいところです [2][3]」
在宅勤務対応の間取りチェックポイント:
- 個室の確保:Web会議の音声が気にならない独立した部屋
- コンセントの数:デスク周りに3口以上あると便利
- インターネット環境:光回線対応かどうか
- 窓の向き:カメラ映りを考慮(逆光にならない位置)
- エアコン設置の可否:個室にエアコンがないと夏は地獄
みなと先生「1LDKでもリビングの一角に仕切りを設ける方法はありますが、Web会議がある場合は音の問題でストレスが溜まりがちです [3]。できれば2LDKで書斎を確保することをおすすめします」
新婚さん「二人とも在宅勤務の場合はどうすればいいですか?」
みなと先生「その場合は2LDK以上がほぼ必須です。それぞれ個室を持ち、リビングは共有スペースにする。もし予算的に厳しければ、時間帯で部屋を交代する、コワーキングスペースを併用する、といった工夫も考えられます」
Q3.「収納はどのくらい必要ですか?」
新婚さん「二人分の荷物が入るか心配です」
みなと先生「二人暮らしに必要な収納量の目安です [2]」
| 収納の種類 | 目安 |
|---|---|
| ウォークインクローゼット | 二人分の衣類に最適。3畳以上あると余裕 |
| クローゼット | 各部屋に奥行60cm×幅180cm以上 |
| シューズボックス | 20足以上入る容量 |
| パントリー | あると便利。食品ストック・調理器具の収納に |
みなと先生「一般的に、専有面積の8〜10%が収納面積なら合格ラインです [2]。40m2の部屋なら3.2〜4m2の収納スペースが欲しいところです」
収納が足りないときの工夫:
- トランクルームの活用(月5,000〜15,000円)
- ベッド下収納を活用する家具選び
- 壁面収納のDIY(賃貸でもディアウォール等で対応可能)
- 入居前の断捨離で荷物を減らす
Q4.「港区の家賃相場はどのくらいですか?」
新婚さん「港区に住みたいのですが、相場を教えてください」
みなと先生「港区のエリア別・間取り別の家賃相場をまとめました [4][5]」
| エリア | 1LDK | 2DK | 2LDK |
|---|---|---|---|
| 赤坂・六本木 | 20〜30万円 | 18〜25万円 | 28〜45万円 |
| 白金・高輪 | 18〜25万円 | 15〜22万円 | 25〜38万円 |
| 芝・三田 | 16〜22万円 | 14〜20万円 | 22〜33万円 |
| 麻布 | 20〜28万円 | 17〜24万円 | 26〜40万円 |
| 港南・芝浦 | 15〜20万円 | 13〜18万円 | 20〜30万円 |
新婚さん「港南・芝浦エリアが比較的お手頃なんですね」
みなと先生「はい。湾岸エリア(港南・芝浦)は築浅のタワーマンションが多く、設備が充実しているのに比較的お手頃です [4]。ただし、駅からの距離や周辺の生活利便性はエリアによって差があるので、実際に歩いて確認しましょう」
Q5.「間取り選びで失敗しないためのポイントは?」
新婚さん「間取り選びで後悔しないためのアドバイスをください」
みなと先生「よくある後悔パターンとその対策をまとめます [2][5]」
| 後悔パターン | 対策 |
|---|---|
| 収納が足りなかった | 入居前に持ち物リストを作成。収納面積を計算 |
| 部屋数が足りなくなった | 3〜5年後のライフプラン(子ども・在宅勤務)を想定 |
| 日当たりが悪かった | 内見は晴れの日の午前中に。複数回訪問 |
| 騒音がひどかった | 内見は平日夜にも実施。隣室・上階の生活音を確認 |
| キッチンが狭すぎた | 二人で料理する場合、最低2口コンロ・調理スペース60cm以上 |
みなと先生「最も大切なのは**"今"だけでなく"3〜5年後"を見据えること**です。子どもが生まれる可能性があるなら、1LDKでは手狭になります。引越し費用を考えると、最初から2LDKを選んだ方がトータルコストは安くなる場合も多いです」
まとめ
- 在宅勤務ありなら2LDK推奨:Web会議には独立した個室が必要
- 専有面積40m2以上が二人暮らしの快適ライン:収納面積は専有面積の8〜10%
- 港区は湾岸エリアが比較的お手頃:1LDKで15〜20万円、2LDKで20〜30万円
- 3〜5年後のライフプランを見据えて選ぶ:引越しコストを考えると余裕のある間取りが合理的