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Vol.44住まい

マンション購入注意点10選――新築vs中古から事前審査まで

マンション購入で後悔しないための注意点10選。新築vs中古の比較、管理費・修繕積立金、ハザードマップ確認、事前審査の進め方を網羅

6分で読めます
みなと先生くらしアドバイザー

参考文献 6·Q&A 5問収録

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今号のポイント

  1. 1新築は設備が新しいが価格にプレミアム。中古は価格が手頃だがリフォーム費用を考慮
  2. 2管理費・修繕積立金は毎月2〜5万円。購入前に長期修繕計画を確認すべき
  3. 3ハザードマップと耐震基準の確認は必須。1981年以降の新耐震基準が安心

ふたりナビ みなと先生のくらしガイド Vol.44

「マンション購入、ここだけは気をつけて!」――注意点10選

今号のポイント

  1. 新築は設備が新しいが価格にプレミアム。中古は価格が手頃だがリフォーム費用を考慮
  2. 管理費・修繕積立金は毎月2〜5万円。購入前に長期修繕計画を確認すべき
  3. ハザードマップと耐震基準の確認は必須。1981年以降の新耐震基準が安心

こんにちは。くらしアドバイザーのみなと先生です。

マンション購入は人生で最も大きな買い物です。だからこそ「あのとき確認しておけば......」という後悔は避けたいですよね。

今回はマンション購入で見落としがちな注意点10選を、新婚夫婦の視点でお伝えします [1][2]。

Q1.「新築と中古、どちらがいいですか?」

新婚さん「新築マンションに憧れますが、中古の方がお得ですか?」

みなと先生「それぞれの特徴を比較してみましょう [1][2]」

項目新築中古
価格高い(新築プレミアム10〜20%)安い(築年数に応じて下落)
設備最新設備・省エネ設備が古い場合あり
リフォーム不要必要な場合が多い(200〜800万円)
修繕積立金当初は安い(段階的に上がる)築年数に応じた金額(高い場合も)
資産価値入居直後に10〜20%下落下落幅が小さい(築15年以降は安定)
入居まで完成まで待つ(1〜2年の場合も)すぐに入居可能

注意点1: 新築プレミアムを理解する

みなと先生「新築マンションには**"新築プレミアム"と呼ばれる上乗せ価格が含まれています。購入後に鍵を開けた瞬間から10〜20%の資産価値が下落**するとされています [1]」

注意点2: 中古はリフォーム費用を込みで比較する

みなと先生「中古マンションは物件価格が安くても、リフォーム費用を加えた総額で比較する必要があります。特に水回り(キッチン・浴室・トイレ)のリフォームは費用がかさみます [2]」

Q2.「管理費と修繕積立金について教えてください」

新婚さん「ローンの返済以外にも毎月かかるお金があるんですか?」

みなと先生「はい。管理費と修繕積立金は見落としがちですが、非常に重要です [3]」

注意点3: 管理費・修繕積立金の相場を把握する

項目相場(月額)目的
管理費1〜2.5万円共用部分の清掃、管理人人件費、エレベーター保守等
修繕積立金1〜2.5万円大規模修繕工事の積立(外壁塗装、防水工事等)
合計2〜5万円ローン返済額に加えて毎月必要

注意点4: 長期修繕計画を確認する

みなと先生「中古マンションを購入する際は、長期修繕計画書を必ず確認してください [3]」

  • 修繕積立金の残高は十分か
  • 過去の大規模修繕の実施状況
  • 今後の修繕積立金の値上げ予定
  • 一時金の徴収予定はないか

みなと先生「修繕積立金が極端に安い物件は要注意です。将来大幅な値上げ一時金の徴収(数十万〜100万円単位)が発生するリスクがあります [3]」

Q3.「ハザードマップの確認は必要ですか?」

新婚さん「災害のリスクまで考える必要がありますか?」

みなと先生「絶対に必要です。マンション購入前のハザードマップ確認は必須です [4]」

注意点5: ハザードマップで4つのリスクを確認

確認項目確認方法
洪水浸水リスク国土交通省「ハザードマップポータルサイト」
土砂災害リスク都道府県の土砂災害警戒区域マップ
地震リスク(液状化)自治体の液状化マップ
津波リスク津波ハザードマップ

注意点6: 耐震基準を確認する

基準適用時期特徴
旧耐震基準1981年5月31日以前に建築確認震度5程度で倒壊しない設計
新耐震基準1981年6月1日以降に建築確認震度6〜7でも倒壊しない設計

みなと先生「1981年6月以降の新耐震基準を満たしたマンションを選ぶのが基本です。旧耐震の物件は価格が安い反面、耐震補強工事の費用住宅ローン控除の適用外になるリスクがあります [4]」

Q4.「購入前に確認すべきことは他にありますか?」

新婚さん「見学に行ったとき、何を確認すればいいですか?」

みなと先生「残り4つの注意点を押さえましょう [5][6]」

注意点7: 管理組合の運営状態を確認する

  • 管理組合の議事録を閲覧する(管理に対する意識がわかる)
  • 管理規約の内容を確認(ペット可否、リフォームの制限等)
  • 管理会社の評判を調べる

注意点8: 周辺の開発計画を確認する

  • 目の前に高層ビルが建つ予定はないか
  • 再開発計画で環境が大きく変わる可能性
  • 嫌悪施設(工場・墓地等)の建設予定

注意点9: 将来の売却・賃貸のしやすさを考える

  • 駅からの距離:徒歩10分以内が理想
  • 間取り:2LDK・3LDKは需要が高い
  • 管理状態:管理が行き届いた物件は資産価値が維持されやすい

注意点10: 事前審査は早めに受ける

  • 物件を決める前に事前審査を受けておくと安心
  • 事前審査は無料で、複数の金融機関に同時に申込可能
  • 審査に通ったからといって契約義務は発生しない

みなと先生「事前審査で自分たちの借入可能額を把握しておくと、予算に合わない物件に時間を使わずに済みます [6]」

Q5.「マンション購入の流れを教えてください」

新婚さん「全体の流れを把握したいです」

みなと先生「マンション購入は以下の流れで進みます [5][6]」

ステップ期間の目安ポイント
1. 資金計画1〜2週間予算上限を決める。事前審査を受ける
2. 物件探し1〜3ヶ月新築はモデルルーム、中古は内見
3. 購入申込1日申込証拠金(5〜10万円)
4. 住宅ローン本審査1〜2週間必要書類を揃えて金融機関に提出
5. 売買契約1日手付金(物件価格の5〜10%)の支払い
6. 内覧・引渡し契約から1〜2ヶ月残金決済と同時に鍵の受取
7. 引越し・入居引渡しから1〜2週間各種届出・住所変更手続き

みなと先生「全体で3〜6ヶ月が一般的です。焦って決めると後悔しやすいので、最低でも3ヶ月は物件探しに時間をかけることをおすすめします」

まとめ

  1. 新築vs中古はリフォーム費用込みの総額で比較:新築プレミアムと中古の修繕リスクを天秤に
  2. 管理費・修繕積立金は月2〜5万円:長期修繕計画書を必ず確認
  3. ハザードマップと耐震基準は購入前に必ず確認:新耐震基準(1981年6月以降)が安心
  4. 事前審査は物件探しと並行して進める:借入可能額の把握で効率的な物件選びを

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※ この記事は一般的な行政手続き・制度情報の提供を目的としています。個別の状況により適用条件が異なる場合がありますので、詳細はお住まいの自治体窓口にご確認ください。

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