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Vol.45住まい

リフォーム・リノベーション基礎知識――費用・補助金・業者選び

リフォームとリノベーションの違いから費用相場、活用できる補助金、信頼できる業者の選び方、スケジュール管理まで初心者向けに徹底解説

6分で読めます
みなと先生くらしアドバイザー

参考文献 6·Q&A 5問収録

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今号のポイント

  1. 1リフォームは原状回復、リノベーションは価値向上。目的によって選び方が変わる
  2. 2国や自治体の補助金で工事費の10〜50%を補助してもらえる場合がある
  3. 3業者選びは最低3社の相見積もり。見積書の内訳が明確な業者が信頼できる

ふたりナビ みなと先生のくらしガイド Vol.45

「リフォームとリノベーション、何が違うの?」――費用・補助金・業者選び

今号のポイント

  1. リフォームは原状回復、リノベーションは価値向上。目的によって選び方が変わる
  2. 国や自治体の補助金で工事費の10〜50%を補助してもらえる場合がある
  3. 業者選びは最低3社の相見積もり。見積書の内訳が明確な業者が信頼できる

こんにちは。くらしアドバイザーのみなと先生です。

中古マンションを購入して自分たち好みに改装したり、今住んでいる家を使いやすくリフォームしたり――住まいを"つくる"という選択肢が人気を集めています。

ただし、リフォーム・リノベーションは費用が大きく、失敗すると取り返しがつかないのも事実です。今回は基礎知識をしっかり押さえましょう [1][2]。

Q1.「リフォームとリノベーション、何が違いますか?」

新婚さん「リフォームとリノベーション、どっちも"改装"ですよね?」

みなと先生「似ていますが、目的と規模が異なります [1]」

項目リフォームリノベーション
目的老朽化した部分の原状回復間取りや機能の刷新・価値向上
規模小〜中規模(部分的な工事)大規模(間取り変更・スケルトンも)
期間数日〜2週間1〜3ヶ月
費用50〜300万円300〜1,500万円
具体例クロス張替え、キッチン交換間取り変更、全面改装、断熱改修

新婚さん「費用の差が大きいですね」

みなと先生「はい。**"何を実現したいか"**を明確にすることが最初のステップです [1]。壁紙を張り替えたいだけならリフォーム、間取りを変えて在宅ワークスペースを作りたいならリノベーションと、目的に応じて選びましょう」

Q2.「費用の相場を教えてください」

新婚さん「具体的な費用の目安が知りたいです」

みなと先生「箇所別の費用相場をまとめました [2][3]」

【リフォーム費用の目安】

箇所費用相場工期
キッチン交換50〜200万円3〜7日
浴室交換60〜150万円3〜7日
トイレ交換15〜50万円1〜3日
洗面台交換10〜35万円1〜2日
クロス(壁紙)張替え6〜15万円(6畳)1〜2日
フローリング張替え10〜20万円(6畳)1〜3日
エアコン設置5〜15万円半日

【リノベーション費用の目安】

規模費用相場工期
部分リノベーション300〜500万円1〜2ヶ月
フルリノベーション(60m2)600〜1,000万円2〜3ヶ月
フルリノベーション(80m2)800〜1,500万円2〜4ヶ月

みなと先生「水回り(キッチン・浴室)は設備のグレードで費用が大きく変わります。"必要十分なグレード"を見極めることが予算管理のコツです [3]」

Q3.「使える補助金はありますか?」

新婚さん「費用が高いので、補助金があると助かります」

みなと先生「国と自治体の補助金制度がいくつかあります [4][5]」

制度名対象工事補助額の目安
子育てエコホーム支援事業省エネリフォーム全般最大60万円
先進的窓リノベ事業窓の断熱改修(内窓設置等)最大200万円
給湯省エネ事業高効率給湯器の導入5〜20万円
長期優良住宅化リフォーム推進事業耐震・省エネ・バリアフリー最大250万円
各自治体独自の補助金自治体により異なる工事費の10〜30%

新婚さん「かなり手厚いですね! どうやって申請するんですか?」

みなと先生「多くの補助金は施工業者が代理申請します。以下の手順です [4]」

  1. 対象の補助金を確認(国土交通省や自治体のWebサイト)
  2. 登録事業者に依頼(補助金によっては登録業者のみ対象)
  3. 工事前に申請(着工前の申請が必須のものが多い)
  4. 工事完了後に実績報告
  5. 補助金の受取

みなと先生「注意点として、工事着手前に申請が必要な補助金がほとんどです。"先に工事を始めてしまった"では申請できません [5]。補助金の利用を考えている場合は、業者選びの段階で相談しましょう」

Q4.「信頼できる業者の選び方を教えてください」

新婚さん「悪質な業者に当たらないか心配です」

みなと先生「業者選びのポイントは以下の6つです [2][6]」

ポイント詳細
1. 相見積もり3社以上費用の相場感がわかり、適正価格を判断できる
2. 見積書の内訳が明確"一式○○万円"ではなく、材料費・工賃が項目別に記載
3. 資格・実績の確認建設業許可証、リフォーム実績の件数と写真
4. アフターサービス工事後の保証期間(1〜10年)と対応内容
5. 担当者の対応質問に丁寧に答えるか、デメリットも説明するか
6. 口コミ・評判GoogleレビューやSNSでの評価

新婚さん「"一式○○万円"の見積もりは危険なんですね」

みなと先生「はい。内訳が不明確だと追加工事の名目で後から費用が膨らむケースがあります [6]。見積書は必ず内訳を確認し、不明点は質問しましょう」

避けるべきサイン:

  • 「今日中に契約してくれたら割引」と急かす
  • 大幅な値引き(50%引き等は最初の見積もりが水増し)
  • 契約書を書面で交わさない
  • 「うちだけが対応できる」と不安を煽る

Q5.「リフォーム・リノベーションのスケジュールはどう組めばいいですか?」

新婚さん「入居時期に間に合うか心配です」

みなと先生「スケジュールの目安と注意点をまとめます [2][3]」

フェーズ期間ポイント
情報収集・業者選び1〜2ヶ月ショールーム見学、相見積もり
プランニング・設計2〜4週間打合せは3〜5回が目安
補助金申請2〜4週間工事着手前に必ず完了させる
工事期間リフォーム:数日〜2週間 / リノベ:1〜3ヶ月仮住まいの手配が必要な場合も
検査・引渡し1〜3日施工箇所を細かくチェック

みなと先生逆算してスケジュールを立てるのがコツです。入居希望日から逆算すると、リノベーションの場合は最低でも4〜6ヶ月前から動き始める必要があります」

工事中に住めない場合の対応:

  • 仮住まい:マンスリーマンション(月10〜20万円)
  • 実家に一時的に滞在
  • 部分施工:住みながら部屋ごとに工事する(工期は長くなるが仮住まい不要)

まとめ

  1. リフォームは原状回復、リノベーションは価値向上:目的を明確にして選択する
  2. 補助金は工事前に申請が必須:子育てエコホーム・窓リノベ等で最大200万円超の補助も
  3. 業者は3社以上の相見積もりで比較:見積内訳が明確で、保証がしっかりした業者を選ぶ
  4. 入居希望日から逆算してスケジュールを立てる:リノベーションは最低4〜6ヶ月前に着手

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※ この記事は一般的な行政手続き・制度情報の提供を目的としています。個別の状況により適用条件が異なる場合がありますので、詳細はお住まいの自治体窓口にご確認ください。

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