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妊活の基礎知識 ─ 開始時期・検査・助成金まで徹底ガイド

妊活をいつ始めるべきか、基礎体温の測り方、葉酸サプリ、風疹抗体検査、不妊治療の保険適用、港区の助成制度まで網羅的に解説

7分で読めます
みなと先生くらしアドバイザー

参考文献 7·Q&A 5問収録

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今号のポイント

  1. 1妊活は『いつか子どもを』と思った時点でスタート。まずはプレコンセプションケアから
  2. 2葉酸サプリは妊娠1ヶ月前からの摂取が推奨。風疹抗体検査は夫婦で受けておく
  3. 32022年4月から不妊治療が保険適用に。港区独自の助成制度も活用できる

ふたりナビ みなと先生のくらしガイド Vol.49

「妊活って何から始めればいいの?」――ふたりで取り組む妊活の基礎知識

今号のポイント

  1. 妊活は「いつか子どもを」と思った時点でスタート。まずはプレコンセプションケアから
  2. 葉酸サプリは妊娠1ヶ月前からの摂取が推奨。風疹抗体検査は夫婦で受けておく
  3. 2022年4月から不妊治療が保険適用に。港区独自の助成制度も活用できる

こんにちは。くらしアドバイザーのみなと先生です。

「そろそろ子どもが欲しいけれど、何から始めればいい?」――結婚してしばらくすると、こんな疑問を持つ方が多いです。妊活は夫婦ふたりで取り組むものであり、正しい知識を持つことが最初の一歩です。

今回は、妊活を始める前に知っておきたい基礎知識から、検査、費用、助成制度まで幅広くお伝えします [1][2]。

Q1.「妊活はいつから始めるべきですか?」

新婚さん「妊活のタイミングがわかりません。結婚してすぐ始めた方がいいですか?」

みなと先生"いつか子どもが欲しい"と思った時点で妊活は始まっています。最近はプレコンセプションケア(妊娠前ケア)という考え方が広まっています [1][2]」

用語意味
プレコンセプションケア妊娠前から健康管理を始めること。WHO・日本産婦人科学会が推奨
妊活妊娠に向けた具体的な行動(タイミング法、検査、治療など)

みなと先生「年齢と妊娠の関係も知っておくことが大切です [1]」

年齢自然妊娠率(1周期あたり)ポイント
20代後半約25〜30%妊娠しやすい時期
30代前半約20〜25%まだ十分可能
30代後半約10〜15%徐々に低下
40代前半約5%早めの相談を推奨

新婚さん「年齢で結構変わるんですね」

みなと先生「はい。ただし個人差が大きいので、年齢だけで判断しないでください。大事なのは**"1年間避妊せずに妊娠しなければ婦人科・泌尿器科に相談する"というガイドラインです。35歳以上の場合は6ヶ月**を目安にしましょう [2]」

Q2.「基礎体温の測り方を教えてください」

新婚さん「基礎体温を測った方がいいと聞きましたが、どうやって測ればいいですか?」

みなと先生「基礎体温は排卵の有無やタイミングを把握するための基本的な方法です [3]」

基礎体温の正しい測り方:

項目ポイント
測る時間毎朝、起き上がる前に測定
体温計婦人体温計(小数点第2位まで測れるもの)
測る場所舌の裏(舌下)に体温計を当てる
記録方法アプリや基礎体温表に毎日記録
最低期間2〜3ヶ月は継続して傾向を把握

みなと先生「正常な基礎体温は低温期と高温期の二相性を示します [3]」

  • 低温期(約14日間):月経開始〜排卵まで
  • 体温陥落日:排卵前後に体温がガクッと下がる日(個人差あり)
  • 高温期(約14日間):排卵後〜次の月経まで(低温期より0.3〜0.5度高い)

新婚さん「毎朝測るのは大変そうですが、続けるコツはありますか?」

みなと先生スマートフォンアプリと連動する基礎体温計を使うと、自動で記録されるので続けやすいです。また、完璧を求めず、測れない日があっても気にしないことが継続のコツです」

Q3.「妊活前に何を準備すればいいですか?」

新婚さん「妊活を始める前にやっておくべきことはありますか?」

みなと先生「妊娠前に準備しておきたいことを優先度順にまとめました [1][2][4]」

優先度A(すぐに取り組むべき):

項目詳細費用目安
葉酸サプリの開始妊娠1ヶ月前〜妊娠3ヶ月まで、1日400μg月1,000〜2,000円
風疹抗体検査妊娠中に感染すると胎児に影響。夫婦で検査無料〜数千円(自治体による)
かかりつけ婦人科を見つける月経不順や気になる症状があれば早めに相談保険適用

優先度B(計画的に進める):

項目詳細
生活習慣の見直し禁煙、適度な飲酒、バランスの良い食事、適正体重の維持
歯科検診妊娠中は歯周病が悪化しやすい。事前に治療しておく
持病の確認服薬中の薬が妊娠に影響するか主治医に確認
ワクチン接種の確認風疹・麻疹・水痘のワクチン接種歴を確認

新婚さん「葉酸サプリは妊娠前から飲むんですね!知りませんでした」

みなと先生葉酸は胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減することがわかっています [4]。妊娠に気づいてからでは遅いので、妊娠を考え始めた時点で開始してください。厚生労働省も妊娠1ヶ月前からの摂取を推奨しています」

Q4.「不妊治療の保険適用について教えてください」

新婚さん「不妊治療はお金がかかるイメージがあります。保険は使えますか?」

みなと先生「2022年4月から不妊治療の保険適用が大幅に拡大されました [5][6]」

保険適用の対象:

治療法保険適用自己負担の目安(3割)
タイミング法適用数千円/回
人工授精適用約5,000〜1万円/回
体外受精適用(条件あり)約5〜15万円/回
顕微授精適用(条件あり)約10〜20万円/回

保険適用の条件:

条件詳細
年齢制限治療開始時に女性が43歳未満
回数制限40歳未満:通算6回まで / 40〜43歳未満:通算3回まで
婚姻要件法律婚または事実婚のカップル

新婚さん「保険が使えるようになってかなり負担が減ったんですね」

みなと先生「はい。以前は体外受精1回あたり30〜50万円の全額自己負担でしたが、保険適用で自己負担が大幅に軽減されました [5]。さらに高額療養費制度も使えるので、月の自己負担には上限があります」

Q5.「港区独自の助成制度はありますか?」

新婚さん「港区に住んでいますが、妊活に関する助成制度はありますか?」

みなと先生「港区には妊活・不妊治療に関する独自の助成制度があります [6][7]」

港区の主な助成制度:

制度名内容助成額
特定不妊治療費助成保険適用後の自己負担分を助成治療1回あたり上限15万円
不育症治療費助成不育症の検査・治療費を助成1年度あたり上限30万円
風疹抗体検査妊娠を希望する女性と同居パートナーが対象無料
プレコンセプションチェック妊娠前の健康チェック(一部自治体で実施)自治体による

みなと先生「申請にはいくつかの条件があります [7]」

特定不妊治療費助成の申請条件:

  • 港区に住所があること
  • 保険適用の不妊治療を受けていること
  • 申請期限は治療終了日から60日以内

申請に必要な書類:

  • 助成金申請書
  • 医療機関の証明書(治療内容・費用)
  • 領収書のコピー
  • 住民票
  • 健康保険証のコピー

新婚さん「保険適用に加えて区の助成もあるなら、かなり負担が減りますね」

みなと先生「はい。保険適用+高額療養費制度+港区の助成を組み合わせることで、自己負担を大幅に抑えられます [6][7]。詳しくは港区の保健センターや、かかりつけの婦人科に相談してください」

まとめ

妊活の基礎知識を整理します。

  1. プレコンセプションケアの考え方で、「いつか子どもを」と思ったら健康管理を始める
  2. 葉酸サプリは妊娠1ヶ月前から風疹抗体検査は夫婦で受ける
  3. 不妊治療は保険適用に。高額療養費制度と自治体助成を活用する
  4. 1人で抱え込まない。かかりつけ医に早めに相談し、パートナーと一緒に取り組む

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※ この記事は一般的な行政手続き・制度情報の提供を目的としています。個別の状況により適用条件が異なる場合がありますので、詳細はお住まいの自治体窓口にご確認ください。

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